2/6-7の日本ファンドレイジング協会主催FRJ2010に参加してみて..
驚いたのは、2日目のセッションのひとつで取り上げられていたDRM(Donner Relationship Management)でした。
米国など、その「経済」規模が日本と(GDP比どころでなく)桁違いということもあるのでしょうが、NPOの経営が、プロフェッショナルな企業経営と変わるところがないという印象を実感しました。
たとえば、寄付者とのリレーションシップ・マネジメントにおいて、如何にデータベースを活用して、どのようにきめ細かなコミュニケーションをおこなっているか、の例として:
寄付者がイヌ好きかネコ好きかを把握していて、コミュニケーションに連係させ、使用する写真を使い分ける、というようなちょっとした細やかな気配りにより、寄付者との関係の継続率を向上させる。。などが紹介されておりました。
それをセグメンテーションというコトバで表現していましたが、ネット時代の、広い意味でのクライアントとのコミュニケーションに、データにもとづくセグメンテーションをきめ細かく施したコミュニケーション戦略をとることにより、事業を継続的に成功に導く、ということなのかナ。。と非常に参考になりました...
ソーシャル・ビジネスの世界にも統合マーケティングコミュニケーション(IMC,Integrated Marketing Communications)にもとづくコミュニケーション戦略が必要ということなのでしょう。
東北地方太平洋沖地震義援金の受付
13 年前