Sunrise @ Mauna Kea

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Quote of the Day

2008年11月28日金曜日

End-to-End

昨今ニュースに報道されるような公的機関・企業の社会的問題をみていて感じる事は、当事者とされる人々に、その活動の(あるいは何もしない)結果、喜んでもらえたりそうでなかったり、あるいは間接的に影響をうけたりするもう一方の人々の「顔」がみえていない(あるいはみていない)ようにみえることである。

特に、おカネそのものを対象にする保険とか金融のセカイでそれが顕著にあらわれているようだ。

生産者と消費者、サービスの提供者と利用者の関係においてもこの視点からみると、ある種共通性が浮かんでくる。

この問題は、当事者である個人個人が社会に対して何を何のためにどのようにコミットメントし、またできるのかということにつながっていることではないかと思う。

2008年11月27日木曜日

WWW

1年ほど前に書いたメモを読んでみた。その当時みえていなかったあらたな出会いにもめぐまれ、課題は色々で試行錯誤しながらも、その方向に向けて時間を使い、動き始めているところです

                ・ ・ ・ ・ ・


2年ほど前よりのなにかわからない内なる「声」に突き上げられるように、タイミングもあったので2006年9月末に退職し、まわりの「理解」を得た上で、最初の半年は、デッサンスクール、後半は、デジタルハリウッドにてデザイン/プロデュース/イメージビジュアルデザインとWeb関連のコースを選択し、短期間ではあったが2007年9月末ですべてを修了した(卒業制作 - Big Bang to Now -)。

その間、スクールではクリエイティブなエネルギーに満ちあふれた多くの若い人たちとの出会いにめぐまれ、すばらしく良い刺激にささえられて1年を終えた。その時点で、ひと区切りでもあり、何を考え、これから何をしようとするのかについて、WWW考としてまとめてみた:
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(考察1)メディアシフト
   20世紀後半より加速している
   地球規模のグローバリゼーション
   は21世紀にはいってもさらに加速し、
   人間社会のコミュニケーションインフラとしての
   メディアのコアの役割を、従来のメディアからシフトして
   Web2.0以降のウェブが担いつつあり、
   これが社会的に色々な側面での、
   ClosedからOpen化の大潮流を支えようとしている

(考察2)ClosedからOpen化の大潮流のなかで起きる変化
   −産業革命以来の企業モデルが大きく変わる
   −飛躍的にパワーアップしたこれまで以上に数多くの個人が出現する
   −水平分散的コラボレーションにより、従来の企業モデルの
    枠をこえて、プロジェクトをダイナミックに遂行できるようになる
   −その変化にどう取り組むかに個人個人の選択肢がある

(考察3)変化にどう取り組もうとするのか
   −千載一遇のチャンス(大波-Big Wave)が訪れたと考える
   −Web技術をベースに、社会モデルの変化の過程
    での水平分散コラボレーションニーズに対して、
    触媒(カタリスト)のような役割を担う
   −ビジョンに共鳴できる人々とのネットワークを広げてゆく

 以上の考えのもとに、微力ながら、さらに色々と実現に必要とされることを習得しつつ、ビジョンを共有できる人々(法人を含む)とのコラボレーションを実質的に実現してゆきたいと考えている。
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2008年11月25日火曜日

Sustainable Win-Win

"百年に一度"と言われている「市場の失敗」に関するニュースが毎日のように流され、まだまだ続く様相をしめしている。

「持続可能性」についての危機感が今後さらに世界中をかけめぐることになるのだろうか。この危機が、より広い範囲で問題の枠組みを問い直すきっかけとなり、「ポスト資本主義社会」の展望もみえるようになることに希望をもちたいとおもう。