Sunrise @ Mauna Kea

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Quote of the Day

2010年5月10日月曜日

Ahi in these days


お昼寝中。。





お"仕事"中。。



なにか?。。

2010年5月5日水曜日

Presence

「出現する未来」(監訳:野中郁次郎/訳:高橋裕子)
原題 - Presence:An Exploration of Profound Change in People,Organization,and Society
by Peter Senge,C.Otto Scharmer,Joseph Jaworski,Betty Sue Flowers


4/24-25に国連大学で開催されたWorldShift Forumのセッションで、

「U理論」が紹介されていたこともあり、GW中に興味深く読むことができました。


本書は..


「学習する組織」のコンセプトを世界に広めたピーター・センゲ

をリーダーとして未来の予知能力をどう捉え、育成するかを解明しようとして

著者たちが対話を重ねる構成になっています。


そのなかで中心的に紹介されているのが、

オットーの提唱している、


①センシング(現実に埋没し状況と一体となる)

②プレゼンシング(出現する未来の源の内側から見る現在を見直す)

③リアライジング(大きな世界を共に創る)


というプロセスからなるU理論です。


このプロセスは、学習のレベルを深め、全体 ー 現状の全体だけでなく、

進化する全体 ー への意識を高め、行動を異なる未来を創造するものにする



..というもので、対話のなかで西洋の世界観にとどまらず、

東洋の思想にも折にふれ触れています。



この興味深いU理論のプロセス・モデルをみてふと連想したのは、



ドラッカーが「すでに起こった未来」のなかで、

人と人とのコミュニケーションについて、


コミュニケーションとは

①知覚し、②期待し、③関与する

ことである


と述べていたことでした。



それに対して、U理論は、原題にもあるように、

人、組織、社会に深い変化をもたらすための新しい考え方

と言えるようです。