ビル・ドレイトン氏(アショカ 創設者・代表)の
「誰もがチェンジ・メーカー(Everyone a Changemaker)になる世界」
について、
東工大の『国際シンポジウム2010 講演録』をあらためて読んでみました。
今起こっている大きな変化について、
ドレイトン氏は、
約一万年前に起こった農業革命にまでさかのぼり、
それ以来。。
少数の人間がすべてを取り仕切って、他の人々は表に出ず、ほんの少しの余剰を生むためにせっせと生産を続けてきました。今でも、そういう考え方が私たちに染みついています。
あらゆる組織は(企業も含めての話ですが、企業に限ったことではありません)少数の賢い人が基本的に何をしたら良いのかを決める、というスタイルから、変わらなければなりません。
人は組織に所属しているだけでなく、誰もが一人の個人でもあります。ですから、自分で選ぶことができる重大な選択肢がいくつもあります。これほど根源的な変化を経験しているのですから、ものすごく広い選択の幅があることが、見える人には見えているはずです。この変化に貢献するために、どのような選択肢が考えられるでしょうか? 人々を幸福にするのは、どのようなことでしょう? それは、愛と敬意の表現であり、行動です。大きな変化を起こすチャンスが到来しています。
旧態依然とした恐竜たちがまだ優勢で、物事を支配している。しかし、恐竜たちは、あと10 年で死に絶えるでしょう。
。。と述べています。
「誰もがチェンジ・メーカー(Everyone a Changemaker)になる世界」
とはつまり
地球社会の個人個人が「思考停止」しないで、
(大小問わず)課題に気づいたら誰もがそれを解決することにチャレンジできる
ような世界
という、あらためて目からうろこのビジョン
を示されていることに気づいたのでした...
東北地方太平洋沖地震義援金の受付
13 年前