鳩山首相の国連演説のニュースをみました。
国際社会に向けて、日本の政治家がみずから「イニシアティブ」を語る姿をはじめてみたような気がしました。会場で大きな拍手を送っていた聴衆のなかに、ゴア元米副大統領もみられました。
これからの日本という国のかたちを、「環境立国」という方向へ大きな舵を向ける変化のきざしなのかと、光をみたようにおもいました。
演説の最後のほうでは(朝日新聞2009年9月23日朝刊掲載和訳)..
世界の中で相対的に高い技術開発のポテンシャルと資金力を持っている我が国が、自ら率先して削減目標を掲げ、革新的技術を生み出しつつ、その削減を実現していくことこそが、国際社会の中で求められている役割だと認識しています。
我が国の国民、企業の能力の高さを私は信頼しています。国民も企業も、そして、私たち政治においても、産業革命以来続いてきた社会構造を転換し、持続可能な社会をつくるということこそが、次の世代に対する責務であると考えています。
..と結んでいます。
鳩山首相のこの演説から..
『我々は月に行くことを選んだ。簡単だからではない。困難だからだ』と述べたと言われる、1960年代初頭のケネディ米大統領の、10年以内に月に人を送ることを宣言した演説
..のことが、なぜかふと(それにくらべればというかんじで)思い浮かびました。
この国内外に向けた「鳩山イニシアティブ」を実現につなげるような変化のどこかでワクワクしてみたいと思わせるすばらしい演説でした(ダウトでなく、どうしたら実現できるだろうというワンダー・スピリットが日本にあふれるとイイナとおもいます)...
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13 年前