無意識レベルに沈潜していたかもしれない本で
20年以上前にその翻訳が刊行されていた
ピーター・ラッセルの「グローバルブレイン」(工作舎,1985)
のページをひさしぶりにパラパラと読む。
あらためて新鮮なのは...
ー エゴノミクス ー
二百年前、哲学者で政治経済学者のアダム・スミスは、
個々人の自らの安全を維持したいという衝動こそが、
資本主義の背後にある基本的な力だということに
気づいた。そして、個人は自己の利益を追求すること
によって、「見えざる手に導かれ・・・・・・知らず
知らずのうちに、社会の利益を増進する」と論じた。
彼の理論は、自然にシナジーが高まるような社会を
描いていたのである。
不幸にも、資本主義社会はスミスの理論どおりには
ならないことがわかった。彼は個人が長い目で見て
自分の利益になるように行動すると考えたが、
アイデンティティを確認したいという欲求が行動を
支配している場合、獲得された自己は長期利益より、
むしろ短期的あるいは当面の強化を求めるということを
理解していなかった。したがって、個人はしばしば
自分たちの真の利益や社会全体の利益に反した行動
を取る事がある。
とか..
個の意識の
「殻をかぶった自己」からの
アイデンティティの転換
ー 個と世界 (地球・宇宙) を単一の全体と感じる ー(新コペルニクス革命)
が、
低シナジー現象としての地球のガンを
高シナジー社会へと転移させる
ことにより「治療」する
という視点(ガイアのなかの人類)
..とかにある。
この書物では、ヒトの脳細胞の10の10乗と地球人口の10の10乗
の重なりにガイアフィールドの出現をみているようだが..
その後、
Googleという企業が、10の100乗
を社名のルーツにして出現しているのが興味深い...
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13 年前